全国で宿泊・観光施設を展開する日本ハウス・ホテル&リゾートは13日、第22回「料理コンテスト」を神奈川県箱根町の「ホテル森の風箱根仙石原」で開いた。同グループの若手料理人らが日ごろの鍛錬の成果を競うグループ挙げてのコンテスト。予選を勝ち抜いた5人が本選に進み、最優秀賞を「ホテル四季の館那須」(栃木県那須町)の菊池夕奈さんが受賞した。
コンテストは顧客満足度と従業員の技術向上を目的に2012年から年2回実施。今回はグループの宿泊施設7軒から46人がエントリーし、各施設の料理長の審査による予選を経て5人がこの日の本選に臨んだ。
作品は「地元玉子を使用し、地産地消をアピールした料理」をテーマに、原価250円以内の条件で制作。本紙記者を含めた5人の審査員が「見栄え」「味」「コストパフォーマンス」「コンテストに沿ったテーマ性」の四つの評価ポイントをもとに採点した。
最優秀賞を受賞した菊池さんの作品(作品名=桜海老(えび)香る那須御養卵のエッグベネディクト)は、地元産のさまざまな調理法を施した野菜をブランド卵「那須御養卵」と桜海老風味のオランデーズソースをからめて食べる1品。授賞式で菊池さんは「試作をたくさん重ねた上での作品。料理長、スタッフに多くの力を頂いた。皆さんに感謝している」と感無量の面持ちで語った。
審査員の1人、日本ハウス・ホテル&リゾートの山栄共靖社長は「コンテストは社員一人一人が成長する場。今回、本選に進出した5人のうち3人が20代。若くてもこれだけのことができるのだと、私も自信をもらった」と総評を述べた。
最優秀賞以外の受賞者、受賞作品は次の通り(敬称略)。
優秀賞=蜂木宥哉(ホテル四季の館箱根芦ノ湖)朝霧高原卵を使ったガトー・オ・ショコラ~イースターの装いで▽特別賞=中田宏明(ホテル東日本宇都宮)栃木県産彩り野菜と那須御養卵のとろっと蟹(かに)玉▽アイデア賞=川﨑哲一(ホテル四季の館那須)那須産のお野菜とヤシオマスのカルタファタ包み蒸し那須御養卵の温泉卵添え▽同=中嶋絵梨(ホテル東日本宇都宮)とちおとめムースケーキ
授賞式であいさつする菊池さん(中央)
本選に進出した5人の作品(手前右端が最優秀賞)